ボルトの寸法の呼び方
時々ボルトの寸法の呼び方でお客様からお知らせ頂く数値と、
こちらで受け取る数値の意味(場所)が違うことがあって
全然違うサイズのボルトを用意してしまうことがあります。
これも売る側としては当たり前なのですが、
お客様に伝わっていない事の最たる事案です。
ボルト(ねじ)の寸法呼び方(示し方)は
ネジ部の太さ × ネジの長さ です。
もう一度言います。
ネジ部の太さ × ネジの長さ です。
太さ×長さ......しつこい笑
よく間違われるのが
頭の幅(六角の二面幅)X頭の高さも含めた長さです。
たとえば、M10X50のボルトは
ネジ太さが10ミリ×ネジ長さ50ミリとなるわけですが
二面幅が17ミリ、頭の高さが7ミリですので
17X57と言ってこられることがあります。(あくまでもたとえです)
そうしますと、M17という規格が無いので、M16かM18で、長さも57ミリは無いので55か60ミリという全く違う品物になってしまいます。
この時、頭が17でと言ってもらえると、ネジはM10だなと判るので、一言付け加えてもらえると間違わなくてすみます。
そうだ、思い出した、たまに 「はたらき」は何ミリでと、言われることもあります。
これは理にかなった言い方で、「はたらき」とは「使える部分」といいうことですね。
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