ステンレスとは
wiki大先生登場
ステンレス鋼(ステンレスこう、Stainless steel)は鉄(Fe)を主成分(50%以上)とし、クロム(Cr)を10.5%以上含むさびにくい合金鋼である。「ステンレススチール」や「不銹鋼」(ふしゅうこう)、「ステンレス」、または「ステン」などと呼ばれる。JISにおいて主に「SUS」の略号が付けられる事から「サス」とも呼ばれる。
ベースが鉄です。(これ重要)
なので、100%錆びないものではありません。
もらい錆び(鉄(Fe)の赤錆びが移る)を起こしますので、錆びた物と一緒にしてはいけません。
種類も基本的な物で SUS201、SUS202、SUS301、SUS302、SUS303、SUS304、SUS305、SUS316、SUS317、SUS329J1、SUS403、SUS405、SUS420、SUS430、SUS430LX、SUS630 そのほかにメーカー独自の配合の鋼種が多数存在します。
よく使われるのが、304(18-8ニッケルNi (8~10.5%)、クロムCr (18~20%))ですね。
食器や厨房機器、ねじ、針金、鋼材など、一番多く使われているのではないでかな?と思います。
そこでいつも問題になるのが加工のしにくさなんですね。
簡単に言うと「ねばっこい」材質なんです。
なので、穴を開ける場合、普通の鉄工用ドリルではその粘っこさに耐えられないので、ステンレス専用ドリルが必要になるわけです。切断するときの切断砥石、タップ、ホールソー、切削油も専用の物が用意されています。
それでも、ドリルで穴が開かず、刃先が丸くなってしまうときがあります。これはステンレス鋼の熱伝導率の低さが原因で、摩擦熱が逃げづらいため、焼けてしまうためです。こうなると焼きが入る(硬化)ので、新しいドリルでも刃が立たない状況に陥ります。ですので、加工には細心の注意(焼かない)ことを心がけてください。
加工の相談につきましては、丸甲金物(株)までお電話(0154-24-2062)ください。
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