ブラインドリベットの下穴を綺麗に開けたいならコレ!
2018/10/20 No.1087
こんにちは北海道釧路市ねじと工具の専門店 丸甲金物(株) 包丁研ぎ師の木元章義です。
こんな超オタクなブログにきてくれてありがとう~
Webカタログで注文していたら、ピピッと気になるドリルを発見
「イシハシ精工 リベットカッター」
最初ブラインドリベットを外すためだと思ったら、ブラインドリベットの下穴用のドリルでした
★良いところ
1)バリがでない(でにくい)ストレートドリルでは盛大にバリが出ますが、このドリルでは僅かなので、バリ取りの手間は省けます
2)両端に切り刃が付いているので、1本で二本分でお得
3)アルミ、スチール、樹脂、ステンレスにも使えるよ~
★注意するところ
1)丸軸なので、電気ドリルが必要です。
2)細い方は回転数は高めがイイです。
3)インパクトドライバで電ドルチャックはオススメしません。6.35ミリの軸にガタが有りぶれるので綺麗なドリル加工には適しません
細ければ細いほど高回転が必要です。どうしてか判る?
それは中心に近づくほど回転しないというイメージです。中心に近づくにつれて周速がどんどん落ちるからです。
直径[mm]=4.2 回転数[rpm]=3000 周速度[mm/min]=39584
直径[mm]=3.3 回転数[rpm]=3000 周速度[mm/min]=31102
直径[mm]=2.5 回転数[rpm]=3000 周速度[mm/min]=23562
直径[mm]=1.0 回転数[rpm]=3000 周速度[mm/min]=9425
※https://www.s-projects.net/peripheral-velocity.htmlを利用しました
ナチの技術資料を見ると2.0mmで2900回転、3mmで2100回転とありますので、この回転速度を覚えておいてください
キッチリ回転数を算出したいのであればに技術資料から算出した周速度は20000くらいでしたので、それに近くなるような回転数を上記のサイトで直径と周速度を入力すると回転数が求められますのでその回転数で穴あけしてください
ちなみに1mmで周速度20000の時は6366回転必要です。電気ドリルでは無理ですね
写真の品物はセット品ですが、単品売りも可能です
コレ一つあれば市販のブラインドリベットにはすべて対応できますので、工具箱に1個あると便利ですよ~
ちなみにこのドリルの研ぎ方は イシハシ精工のウルトラ武蔵ドリルと同じですね
ググってみたら、この5本組を売っているところは見つけられませんでした。
先日コバルトドリルを買いに来られた大ベテランのお客様、昔はナチのドリルが良く切れたんだけどな~と
そうその当時は神戸とナチしか無い時代、ナチの方が少し優れていたのだと思います。
しかし今は改良された物が出ており当社の在庫は入れ替わっていますので、そちらを購入されました。
まとめ*****************
カタログを見てピピッとくるものを見つけるのは楽しいですよね~
は~い今日はここまで~
「イシハシ精工 リベットカッター」をお探しの時は「丸甲金物」を思い出してください。
この記事を読んでみて、コメント頂けたら嬉しいな~
今日もブログを読んでくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいなあ
もう少しありますので、この下も見てね~
↓↓ブログランキングに参加しましたので、ぽちっとお願いします。
●●●●●●●●●●●●●●●
丸甲金物 Webページ更新情報
●●●●●●●●●●●●●●●
某社のピンク色の養生テープが入手しにくいそうですね。こちらで代替でしてね!
『 光洋化学 エンボスフィルム養生テープ カットエースFP 』
気になったらクリック!してね~
★★可能思考!!一日一語★★
平成30年10月19日(金曜日)
==============
よく見て選ぶ
==============
意思決定をするときには
感情だけで決めるのではなく、
良いところや改善すべきところ、
可能性を良く見てからにしましょう。
「よく見て」選ぶことが大切です。
--------------
It’s OK!!
#このブログを書いた日の空 2018/10/19 15時
★この記事を書いた人★
« コンクリートにビスで固定したいときはコレ! | トップページ | 割ピンをお探しではありませんか? »
コメント