太いボルトを片手で締めたい緩めたいことありませんか?
2018/11/19 No.1108
今日はWebサイト連動企画にしてみました~
こんにちは北海道釧路市ねじと工具の専門店 丸甲金物(株) 包丁研ぎ師の木元章義です。
こんな超オタクなブログにきてくれてありがとう~
鉄工所でもかなり大型の機械の設置や、大きな工場の配管のボルトなど、とても人力では締め付けられない、外せないボルトってたくさん有ります。
そのようなボルトはどうやって回していると思いますか?
1)超人が回している (はぁ??)
2)ロボットが回している (そこまで普及してないっしょ)
3)打撃メガネレンチで (ハンマーを振り回すので危ない)
4)インパクトレンチで回す(これかな?でもM50くらい?十分太いけど、騒音がスゴイ)
5)ギヤレンチで回す (TONEでは最大M60まで回せる機種がある)
4)は工場ですとエアがあるのでよく使われると思います。しかし、騒音、衝撃が半端ないくらいあります。騒音、防振対策が必須。
で、オススメなのがギヤをつかったコレ!
※実物が無かったのでカタログで失礼します「TONE パワーレンチ」
なんと人力が最大36倍まで増幅されます
そのヒミツは遊星歯車機構です WIKI http://bit.ly/2Pyidaz
引用すると
遊星歯車機構は以下の特徴を持つ。
・少ない段数で大きな減速比が得られる。
・大きなトルクが伝達できる。
人が出せる力(掛けられる力)は体重までですよね。
たとえばM60の10.9Tボルトの参考締め付け力は 15300Nm
60Kg人が1Mのレンチで出せる力は60Kgm=588Nm
M60のボルトを締めるのに必要なレンチの長さを計算すると26M(大笑)実現不可能ですよね
ならどうするの?そうパワーレンチの出番です
一番大型の12-1200Pですと、最大出力18000Nm、この時の入力は492Nmなので、体重60Kgの人も出せる範囲内
★良いところ
1)騒音がゼロ(人力なので、力をこめるかけ声は必要かも笑)
2)正確なトルク制御が可能(ギヤ比が固定なので、トルクレンチの値にギヤ比を掛けると出力が計算できる)
★注意するところ
1)重い!!12-1200Pで43Kgもあります。
一般的には見ることのないぶっといボルトもちゃんと締め付けできる工具があるんですよ
いままでで見たことのある一番太いボルトはレンチのサイズが80ミリくらいだったので、M52だと思います
その時は広島県の機械工場にサイドダイナミックレンチというエアーツールのデモンストレーションで、当時まだ20代でした。
これは強烈なツールで打撃スパナとエアハンマを合体させた物。ものすごい振動と騒音でした。
まとめ*****************
このブログを書いていて思うのは、物理の法則によって作られているということ。あたりまえなんだけどね。
は~い今日はここまで~
「TONE パワーレンチ」をお探しの時は「丸甲金物」を思い出してください。
詳しい資料はこちらから~『 TONE 強力パワーレンチ 80周年記念セール P150A P300A 』
この記事を読んでみて、コメント頂けたら嬉しいな~
今日もブログを読んでくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいなあ
もう少しありますので、この下も見てね~
●●●●●●●●●●●●●●●
丸甲金物 Webページ更新情報
●●●●●●●●●●●●●●●
大きな太いボルトの締め付け、取り外しに使う増力機。空気力や電動力を使わない安全な装置です。人のチカラではどうしようも出来ないことありますよね。
『 TONE 強力パワーレンチ 80周年記念セール P150A P300A 』
気になったらクリック!してね~
★★可能思考!!一日一語★★
平成30年11月17日(土曜日)
==============
わかっていること
==============
人に優しくした方がいい。
正直でいた方がいい。
そういうことはわかっていても
それができているとは限りません。
わかっていながらできていないこと、
ありませんか?
--------------
It’s OK!!
#ブログを書いていたときのソラ 2018/11/17 11
★この記事を書いた人★
« M4~M12までタップ下穴を1本で出来たらめちゃ楽じゃない? | トップページ | ボルトの規格が変わっているのはご存じですか? »
« M4~M12までタップ下穴を1本で出来たらめちゃ楽じゃない? | トップページ | ボルトの規格が変わっているのはご存じですか? »
コメント