チタンコーティングドリルって最近需要がないなあ~
2019/9/24 No.1321
こんにちは北海道釧路市ねじと工具の専門店 丸甲金物(株) 包丁研ぎ師の木元章義です。
こんな超オタクなブログにきてくれてありがとう~
チタンコーティングドリルって最近需要がないなあ~

最近は世の中に溢れているチタンコーティングドリル
ホームセンターでとても安価な品物が売っています
ここからは想像ですが
チタン、チタンといって買ってみても、それほど切れ味も上がらず、長持ちしなかったのではないでしょうか?
それは、安価なものは基材があまり良いものではなく、そもそもドリルに適していないかもしれないこと
そのチタンコーティングがまともな強度を持っていたのかが疑問です
当社も数多くチタンコーティング品の三菱マテリアル(旧神戸製鋼)のGWSSを販売しました
でも2006年に1本販売してから1本も売れなくなりました
やはりユーザーさんが氣付いたのだと思います
「チタンチタンというけれど、大した差が無いじゃん」と
これの原因は、一定の切削条件で加工したときに初めてその差が現れます
現場での加工で、一定の切削条件で加工するなんてできませんよね
まして、人が行う加工です、押し付ける力も一定ではありません
それでは極めて薄いチタンコーティングの能力超えた加工になってしまい、結局のところさほど効果はないということになったのだと思います
いま仕入れを調べたら、最後に仕入れたのが2001年でしたので、チタンコーティングブームは1990年代で終わっていたことになります
工作機械で使われるドリル、エンドミルはチタンからバイオレットになりさらに進化しているようです
当社在庫のストレートドリルは前にも宣言しましたが、月光ドリルにチェンジしました
まあ月光ドリルも切れるのは最初のうちだけだよとコメントいただくことがあるので、やはり手作業で長持ちするストレートドリルを開発するのは至難の業ですね
いつも言うように加工は五感で対話しながらです。無理やり押し付けても穴は開きませんよ~
まとめ*****************
ブームに乗っかてみたものの「あれ?」と氣づくことありますよね。まさしくそんな感じです。
メーカーのうたい文句も加工条件が一定の時のデータですから、嘘ではないのですが、現場では違うということですね
は~い今日はここまで~
「ドリル類」をお探しの時は「丸甲金物」を思い出してください。
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この記事を読んでみて、コメント頂けたら嬉しいな~
今日もブログを読んでくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいなあ
もう少しありますので、この下も見てね~
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なんとも凄い名前の曲尺だね。鎧護(ガイゴ)鎧のような保護という意味。
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令和元年9月21日(土曜日)
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あきらめた時が終わり
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あきらめない限り、やり続ける限り、
終わりではありません。
夢は逃げません。
逃げるのは自分です。
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#ブログを書いていたときのソラ 2019/9/21 10時ころ
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