MORE POWER!!来た40V(36V)コードレス工具 BY マキタ
2019/10/16 No.1338
こんにちは北海道釧路市ねじと工具の専門店 丸甲金物(株) 包丁研ぎ師の木元章義です。
こんな超オタクなブログにきてくれてありがとう~
MORE POWER!!来た40V(36V)コードレス工具 BY マキタ

これ、電池に詳しい人だと40Vは???なんです
リチウムイオン充電池の定格電圧は3.6V
なのでセルを10個直列につないで36Vになります
ですが、マキタは最高電圧値40Vとうたっています
というのは、このような二次電池(充電池)を充電すると、定格電圧より高い電圧になることが昔から知られています
ニッカド電池の頃は1.4倍でしたが、リチウムイオン充電池はそこまで高くなく1.1倍ぐらい
なので、マキタはこの充電完了時の電圧を表示したということです。
中身は36Vです。バッテリーにも小さく36Vと書かれています
★バッテリー電圧を高くする利点
モーターの消費はW(ワット)で決まっています。
100Wのモーターだとしますと
ワットWは 電流Iと電圧のE積なので
18Vだと5.55A 36Vだと2.77A
そう、電圧が上がると電流が減ります
ということは、おなじ消費電流(仕事量)ならバッテリーの容量が少なくて済むことと、回路に流れる電流も減るので、回路の負担が減る訳です
ちなみに、18V6A=108W 今回の40Vは36V2.5Aなので90W。なので現状の18V6Aより仕事量は16%ほど落ちます
このあと4Ahも登場しますので、4Ahなら、144Wなので33%仕事量が増えます。このことから本命は4Ahかと考えます
★電池の方ばかり見てきましたが、本体は?
1)カタログを見ると、40V機の出力は220N、18V機は180Nだったので、22%も出力が高くなり、ハイパワー化していました(^_-)
2)重さですが、18VのTD171が1.5Kg、40VのTD001が1.6Kgなので、ちょっとだけ重たくなっています
3)制御回路が刷新されて、発熱が減ったので、高温時の連続作業量が増えています
4)高電圧を生かして、モーターに供給する電圧を一定に保つようになったので、最後まで安定した回転数で締め付け出来ます
★40Vを購入する理由を考えてみます
1)22%出力が高いことから、太いネジにも対応できるので、使用できる仕事の範囲が広がっている
2)コレまでの使っていたコードレス工具が古くなってきたので入れ替えようか考えているなら、これまでの資産を捨てて新しい時代の充電工具にするのもありですね。今後ラインナップが増えますから。
3)マキタのファンならほしくなるよね~~
★私が考える40Vの理由
・やはり低電圧、高電流では制御素子の熱が問題だと思います。結構制御回路が壊れることがありました
・電池の接点にも負担が高く、接触不良対策も難しかったと思います
そのことから電圧を高くして、消費電流を減らして、上記の部位の負担を減らさないと今後の展開は厳しくなるとの判断かなと思っています
なので、この40Vは、今後の充電工具の展開を見たとき重要な転換点になるのではないでしょうか?
この高電圧化の優位を積極的にユーザーに訴えるといいのになあと思いました~
まとめ*****************
ちょっと40Vという表現に違和感を覚えましたが、これからの充電式工具の進む方向が見えましたね
新しい充電式工具を買うなら、高電圧タイプを選んでくださいね~
は~い今日はここまで~
マキタの充電式工具をお探しの時は「丸甲金物」を思い出してください。
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今日もブログを読んでくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいなあ
もう少しありますので、この下も見てね~
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★★可能思考!!一日一語★★
令和元年10月15日(火曜日)
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大きな声を出そう
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大きな声を出すと元気がでます。
大きな声で宣言すると決意が生まれます。
大きな声の挨拶は、元気を与えます。
元気がもらえる所には人が集まります。
大きな声を出すことは、
自分のためにも人のためにもなるのです。
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It’s OK!!
#ブログを書いていたときのソラ 2019/10/15 15時ころ
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