ケガキはペン先の尖りと硬さが重要
2021/3/12 No.1711
こんにちは職人さん困ったを解決する北海道釧路市ねじと工具の専門店 丸甲金物(株) 包丁研ぎ師の木元章義です。
こんな超オタクなブログにきてくれてありがとう~
【ケガキはペン先の尖りと硬さが重要】
鉄を加工するとき、精度良く加工するには細い細~い線を引く(ケガキ)ことが肝要
昔は、鉄を焼き入れして研磨して作っていました
その場合全体を加工する事を考えると超硬材は使用できず、焼入後の硬度にも限界がありました
そこで考えられたのが、胴体とペン先を別に作るペンシルタイプ
芯を仕舞えるので今ではこちらが一般的になりました
これまで扱っているメーカーは芯は交換式で、研磨は不可でしたのでペン先が丸くなると交換していました
今回新発売になったのがコレ!

「たくみ ケガキ針ペン 6315」
なんと芯を研磨して使えるということをうたっています
これまでのケガキペンの替芯は、真鍮のホルダの先端に超硬針を合体させた替芯を使っていました
先端の超硬針は10mm位しか無く再研磨できる余地はありません
この商品は替芯全体を超硬材で作っているため、ペン本体が掴める長さまで研磨できるということ
ここで思ったのは、替芯は超硬材で出来ています、そうするととても硬いわけでペン本体がそれを保持するのはとても難しいということ
硬い物を掴もうとしても、芯に芯ホルダが食い込まないので滑るはずなんです
なのでコレまでのケガキペンは芯も真鍮製のホルダを用いてなおかつギザギザを設けて滑り止めとしていた事を考えると、このペンの保持力はかなり高く設計されていることになります
実際に触れてみると判りますが、強い力で押しても滑って芯がペン内部に入ってしまうことはありません。あったら使い物にならないけどね
あと、これまでペンはノックボタンを押すと、芯が飛び出ますが、このペンは1段芯が出てくるだけなので安全です(0.5mmシャープペンシルと同じ)
持った感じでは太いグリップ部も指にフィットして良い感じです
★注意するところ
研磨の際はGC120番でゆっくり研磨してくださいね
焼けてしまうと硬度が下がりケガキペンとして使えなくなりますよ
まとめ*****************
ケガキペンシルは芯の尖りがとても重要。再研磨出来ることでケガキ線の品質を維持できるのと資源の無駄削減します
は~い今日はここまで~
「たくみ ケガキ針ペン」をお探しの時は「丸甲金物」を思い出してください。
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この記事を読んでみて、コメント頂けたら嬉しいな~
今日もブログを読んでくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいなあ
もう少しありますので、この下も見てね~
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2021-03-11
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令和3年3月11日(木曜日)
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#ブログを書いていたときのソラ 2021/3/11 14時ころ
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