カワベのセーバーソーブレードを仕入れてみた
2023/01/30 No.2225
こんにちは職人さん困ったを解決する北海道釧路市ねじと工具の専門店 丸甲金物(株) 包丁研ぎ師の木元章義です。
こんな超オタクなブログにきてくれてありがとう~
【カワベのセーバーソーブレードを仕入れてみた】
カワベ(河部鋸刃販売)で有名なのは手鋸の「シャーパー」
配管やALCを手作業で切るときに活躍しています
切れ味と耐久性が高いので職人さんに指名買いされるほど
ただ残念なのはホームページやSNS発信、紙のカタログが無いこと、いまどき珍しい会社です
ググるとアマゾンやモノタロウなど売っているところは見つかりますが.....
それは置いておいて、今回仕入れたのはコレ
「河部鋸刃 セーバーソーブレード ミスターシャーパー」
北海道でミスターといえばあの方(鈴井貴之)(笑)
歌ではKARAの「ミスター」ですね(古!)今時ならYOASOBIかな
本題に入ります
セーバーソーブレードは各社から販売されていて激戦区
当店では、ベッセル、ハウスBM、マキタを主に在庫しています
そこに果敢にも食い込んできたのがミスターシャーパー(カノッサの屈辱風に)
そんな大袈裟な話しではありませんが
扱い商社さんから薦められたので、とりあえず1パックづつ在庫しました
★在庫したのは
コバルトハイス/バイメタルのゴールドフレックス(GOLD-FLEX)シリーズ
1)2018R 200㎜ 18山
2)2518R 250㎜ 18山
の二種類
★なぜ18山にしたのか
台紙の裏に書かれたデータを見ると
18山で適応厚さが2.5mm~6mmとなっていたから
他社では6㎜を切るには14山が適応になっていたので
これは何か優れた点があるのではということで仕入れることに決めました
★刃の選び方
これは切る物の材質と厚さに関係します
材質で選ぶのはカンタンです、鉄用、ステンレス用、木材用、ALC用など用途毎に分けて販売されているから
厚さに関しては鉄ステンレスの場合、切る板厚がかなり作業に影響します
まず刃数の話しですが、刃数は1インチに何山あるか?が単位となっていて、ピッチは刃の先端の間隔の距離を表わします
10山 2.54㎜
14山 1.85㎜
18山 1.42㎜
24山 1.06㎜
このピッチより薄いと板が刃の谷(底)にハマっていまい、刃先が折れるか、弾かれます
なのでミスターシャーパーでは18山の適応範囲は2.5mm~となっていて
ピッチが1.42㎜なので谷に落ちずスムーズに切れる訳です
最大厚さはメーカーによって違っています
ベッセルのチーターブレードは18山で最大4mm
カワベは6mm
この差は大きいよね
でも厚くなると細かいピッチでは切断スピードが落ちます
これを落とさないように工夫しているのでしょう
想像なのは詳しい資料が無いから(残念です)
でも刃先を見たところ、刃の振り(アサリ)の付け方が独特
4山毎に左右に振っているのと他社より振り幅が大きいように見えます
間の2山は振らずに中央にあることで
刃先が右を削って、中央を削って、左を削ってのように働くので
一つの刃に掛かる負担が減って切れ味と耐久性を向上させていると思います
これはあくまでも自分の想像ですのでご了承ください。
各社独自の工夫をしています
貴方に合ったセーバーソーブレードを選んで下さい
かなり長いブログになったね!氣合いが入り過ぎました(笑)
まとめ*****************
セーバーソーブレードは激戦区、各社独自の工夫で作業者の心を掴もうとしています
は~い今日はここまで~一日朗らかに~
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この記事を読んでみて、コメント頂けたら嬉しいな~
今日もブログを読んでくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいなあ
もう少しありますので、この下も見てね~
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2023-01-30
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#ブログを書いていたときのソラ 2023/01/28 10時ころ
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