割ピンはいまでも現役
2024/04/11 No.2883
こんにちは職人さん困ったを解決する北海道釧路市ねじと工具の専門店 丸甲金物(株) 包丁研ぎ師の木元章義です。
こんな超オタクなブログにきてくれてありがとう~
【割ピンはいまでも現役】
割ピンの使用目的は、ひと言で言うと「ナットの緩み止め、脱落防止」です。「旭ノ本金属工業所」より引用
特に自動車ではナットが緩んで脱落しては困るところ(ハブ)などに使用されています
その時に使う特殊なナットがキャッスルナット。ナットにお城の屋上の様に溝が掘られていて、ボルトに開けた穴の位置に溝を合わせ、割ピンを挿入して使います
比較的人目には触れることの少ない部分での使用が多いため、地味な存在ではあるのですが、「ナットの緩みを完全防止する」ために、割ピンは世界中で数多く使用され、今日も皆様の安全な生活を支えています。「旭ノ本金属工業所」より引用
★材質
1)SS(鉄)+クロメートメッキ
2)304ステンレス
大体は鉄製ですが、水の掛かる場所はステンレスを選びます
★規格
1)太さ 1.6 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 7.0 7.5 8.0 10.0を在庫しています
2)長さ 15mm~100mm(太さによって長さの範囲は変わります
★規格で注意する点があります
1)太さは割ピンの実寸ではありません
割ピンを差し込める最適な穴の寸法ということ(呼び寸法とも言います)
なので、注文の際には割ピンの実寸より、挿入する穴のサイズで太さを教えて頂くのが早いです
間違わないように電話で注文頂く時は実寸かどうか確認しています
2)長さは全長ではありません
曲げた頭の根元から、短い方の先端までが長さの表記になっています
なので全長でご注文頂くと、思ったモノより長くなりますので注意してね
★長さの決め方
ググってみたけど、よく判りませんでした(笑)
余り長すぎても切らなくてはならないので、長さを軸直径の2倍でちょうど良いと思われます
直径30㎜の丸棒に装着するのであれば、60㎜を選ぶとして計算すると、
折り曲げる部分の長さは円周長(94mm)の半分なので約47㎜
割ピンが飛び出る長さは30㎜なので、約63%軸周に沿うかたち
ちょっと短いと感じたら70㎜でも良いかも
70㎜で約75%に沿うので、こっちのほうがシックリくるかな
まとめ*****************
割ピンは大昔から有る部品。いまでも地道に使われています。陰ながら機械の安全性を高めている重要な部品。およそで選ぶのではなく規格に合ったモノを選びましょう
は~い今日はここまで~一日朗らかに~
「割ピン」をお求めの時は「ねじと工具と包丁研ぎの丸甲金物」へご来店、電話、メール、メッセージください!
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この記事を読んでみて、コメント頂けたら嬉しいな~
今日もブログを読んでくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいなあ
もう少しありますので、この下も見てね~
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2024-04-11
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#ブログを書いていたときのソラ 2024/04/10 13時ころ
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