もうダブルナットを卒業しませんか?
2024/07/27 No.2955
こんにちは職人さん困ったを解決する北海道釧路市ねじと工具の専門店 丸甲金物(株) 包丁研ぎ師の木元章義です。
こんな超オタクなブログにきてくれてありがとうございます
【もうダブルナットを卒業しませんか?】
今日はホームページ連動企画
緩み止め効果を狙った「ダブルナット」
実は全く緩み止め効果はありません
上のナットには逆回転を抑える効果は持っておらず、下のナットと同じ回転をしますので、簡単に外れてしまいます
あと、よく考えてみると
下のナットを締め込むと、ねじ山の上側に当たって押さえる力を発生しますが、
その上にナットを締め込むと、下のナットを押し下げるので、下のナットの押さえるチカラが無くなってしまいます
これはあくまでも自分がねじの構造を思い浮かべて考えたことですので、違っていたらごめん
なので世の中の緩み止め効果というのは、緩む方向に回転しないように押さえるというのが基本原理
そこで各種緩み止めナットを在庫しています
「Uナット」
「ナイロンナット」
「ハードロックナット」
このなかで一番簡単に使えて緩み止め効果が高いのが「Uナット」
今日ホームページに掲載したカタログを見ると「プリべリングトルク形ナット」なんて書いてあります
この言葉は初めて見ました。おいおいねじ屋だろうm(^^;;
ねじ屋ではUナットで通用しますので.....言い訳(笑)
ねじ締結技術ナビを見たところJIS B1056(1987年)に規定されていて、比較的新しい技術になります(37年経っていますが)
ねじ締結技術ナビホームページから引用すると
プリべリングトルク形ナットは、JIS B 1056によれば 『固有のプリべリングトルク発生部の効果によって、はまり合っているおねじ上を自由に回転せず、かつ、締付け力又は圧縮力に依存しない回転抵抗を持つナット』
はい、判らないですよねm(^^;;
先にも書いたように「緩み止め効果というのは、緩む方向に回転しないように押さえるというのが基本原理」というわけ
それを実現するために世の中の技術者は頭をフル回転させて考えている訳です
★Uナットとは
板バネインサート形と呼ばれ、ナットの上部にねじ山に当たるように板バネを組み込んでいます
使い方は普通のナットと同じくレンチで回転させて締め込むだけ
板バネがねじ山に当たって摩擦を発生させて緩む方向に回転させないようになっています
注意点としてはステンレスの場合、動力工具で締め込むと、摩擦熱で板バネが固着することがあること(経験あり)
こうなるとニッチモサッチモ行かなくなるので切断するしかありません。対策はモリブデン系のグリースを塗ること
★ナイロンナット
昔ラジコンカーのホイール固定ナットに使ったことがあって、経験があるのですが
緩み止効果は一回きりというイメージ
ナイロンが変形して、ねじ山と同じになると、緩み止効果は無くなります
★ハードロックナット
究極の緩み止効果を持つナット
ぜったい緩まないと思っても良いレベル
下ナットを偏心させた構造なので、上ナットを締めるとクサビ効果でネジ山を密着、大きな摩擦抵抗を発生させて緩み止効果を発揮します
製品コスト、締め付けコストが上がるので、ほんとうに緩んでは困るところに使われています。新幹線や航空機など
YouTubeで見ましたが、海外メーカーがハードロックナットをコピーしてみたが、性能を再現することは出来なかったそうです
日本の技術力の高さが証明された訳ですね
★在庫状況
1)ナイロンナット 鉄ユニクロ M6、M8、M10、M12
2)ナイロンナット ステン M4、M6、M8
3)Uナット 鉄ユニクロ M4、M5、M6、M10、M12、M16、M20、3/8W、1/2W
4)Uナット ステン M3、M4、M5、M6、M10、M12、M14、M16、M20、3/8W
5)ハードロックナット 鉄ユニクロ M6、M8、M10、M12、M16、M12-1.25、M12-1.5
6)ハードロックナット ステン M6、M8、M10、M12、M16、M12-1.25
結構種類が多いでしょ(^_-)
これだけあれば、現場で困ることは少ないと思います
※Uナットは富士精密さんの登録商標
★いまでもナットをボルト数の2倍で注文頂くことが多いですが
施工の手間の割りに緩み止効果が薄いので意味がありません。
その話をすると気休めでも良いので、という答えを頂くこともありますし
図面に指示されているのでということも多いです
これは設計者がねじの緩み止め効果に関する知識が乏しいことが原因
ねじは簡単に使えますが、外れないようにするには知識が必要なんです
★緩み止ナットより、戻り止ナットが正解ですね
ここまで書いてきて基本に立ち返ると
緩む方向に回転しないように押さえるというのが基本原理なのだから
ねじからすると逆回転を防ぐので戻り止ナットが正解ですね。
緩むというのは締結している部材から見た表現になります
どちらでも意味は通じます(^_-)
まとめ*****************
ねじの話をすると熱く長くなります。それはネジを使った結果でトラブルを起こしてほしくないから。簡単に使えますが、慎重に使ってほしいとう願い。
は~い今日はここまで~一日朗らかに~
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この記事を読んでみて、コメント頂けたら嬉しいな~
今日もブログを読んでくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいなあ
もう少しありますので、この下も見てね~
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丸甲金物 Webページ更新情報
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2024-07-27
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#ブログを書いていたときのソラ 2024/07/26 13時ころ
★この記事を書いた人★

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