ハイコーキのハンマドリルのハウジングをとめているボルトがM7なんです
2025/06/16 No.3164
こんにちは職人さん困ったを解決する北海道釧路市ねじと工具の専門店 丸甲金物(株) 包丁研ぎ師の木元章義です。
こんな超オタクなブログにきてくれてありがとうございます
【ハイコーキのハンマドリルのハウジングをとめているボルトがM7なんです】
前々からM7のボルトがありませんか?と聞かれることがたまにありました
JIS規格ではM6の次はM8
M7というのは標準的な規格にはありませんので、一般市販されていません
どこに使われているボルトなの?と詳しく聞くと
ハイコーキのハンマドリルを持ってこられて、ここのボルトなんですと実物を見て納得
それは
「HiKOKi ナイロックハイテンションボルト 993040」

M7X25+ネジロック剤塗布済みという特殊なボルトでした
ハンマドリルはとても大きな衝撃力(振動)を発生する電動工具
なのでハイテンションボルトを使うのは判りますが、なぜM7??
★これはスペースの問題
M8だと頭の直径が13㎜あるので、そのスペースを作らなくてはなりません
かといってM6は10mmで狭く出来ますが、ボルトの強度が不足します
そこでM7にして頭の直径を11㎜に抑えることで、強度とスペースを確保した的な事なんでしょうね
★ねじ屋としては大迷惑
実物が使われているのだから、市販されていると思うじゃないですか~
何度もお客様とやりとりしていますが、なんで無いの??という表情をされます
★昔から機械で重要なところで使われるボルトに特殊な規格を用いることはありました
外径ミリだけどピッチはインチとかはありました
水栓金具はいまでもそうなっていると思います
金具同士以外に使われることは無いので問題にはなりません
★シートベルトを固定するネジはM11
これも特殊なねじ山を使った例ですね
安全基準を見たさないボルトを使われては困るからです
★とりあえず4本在庫しました
ちょうど1台分の本数
ハイコーキのハンマドリルH41の修理でネジを無くしたり折れたらいつでもどうぞ!!
★機械にJIS規格に無いボルトを使うのは必然なのか?をCopilotに聞いてみた
JIS規格にないボルトを使用するという選択が「必然」かどうかは、その設計や使用条件、コスト、性能、安全性などに深く関係してきますね。
「他に選択肢がなく、そのボルトでなければ成立しない設計だった」という状況であれば、それは“必然”と呼べるかもしれません。
でも、「あえてそうした」「特殊な用途だった」といった事情なら、“必要に応じた選択”とも言えそうです。
おお~言いたいことを的確に表現してくれた
AIはスゴイね!
まとめ*****************
JIS規格に無いボルトを使われるのはネジ屋としては大迷惑。実物が使われているのだから、市販されていると思うじゃないですか。でも機械の設計者からすると設計を突き詰めてどうしてもその規格が必要になったわけで。そういうときは何処に使っているボルトか教えてくださいね。メーカー、機種が判れば部品として取り寄せできますので。
は~い今日はここまで~一日朗らかに~
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この記事を読んでみて、コメント頂けたら嬉しいな~
今日もブログを読んでくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいなあ
もう少しありますので、この下も見てね~
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2025-06-16
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