計装盤のねじ締めすぎでトラブルになっていませんか?
2026/04/06 No.3371
こんにちは、職人さんの“困った”を現場目線で解決する北海道釧路市のねじと工具専門店、丸甲金物(株) 包丁研ぎ師の木元章義です。
今日もこの超マニアックなブログに足を運んでくれて、本当にありがとうございます。
【計装盤のねじ締めすぎでトラブルになっていませんか?】
先日のラインカプラの隣にひっそり佇んでいたのでブログネタにすることにしました
特に計装盤の配線(リレー、タイマー、ブレーカー等)は、緩みはもっての外ですが、締めすぎにも気を配らなくてはなりません。
実際の所ネジの扱いは雑だと思います
ネジの締め過ぎを甘く見ていませんか?これほど簡単に使えるのに、これほど難しい物は他に無いとm(^^;;
というのは、ネジ締めの理論はいくつかあって、その中でも多いのがトルク管理方です
詳細はリンク欄の「TONE ねじの締付け 管理方法について」を開いて読んでね
そのための工具としてトルクドライバーが有るのですが、そこまで用意しなくても簡単に手持ちの工具に装着して使えるのがコレ
「アネックス トルクアダプター ATAシリーズ」
★製品特長
トルクアダプターにドライバービットを差し込むだけで、設定トルクでのネジ締めが可能になり、オーバートルクによるネジや母材の損傷を防ぎます。
設定トルクに達すると「カチッ」と音が鳴り締め付け完了を知らせ、それ以上のトルクをかけても空回りする仕組みです。差替えドライバーやドリルドライバー(7.2V以下推奨)に対応しており、インパクトドライバーには使用不可です。
ラインナップはM3・M3.5・M4・M5・M6の5サイズで、それぞれ配電盤の端子サイズに合わせた設定トルク値が設定されています。
使用可能回数は約5,000回(耐久テスト20,000回クリア)と高い耐久性を誇ります。
セット品(ATA-S1)はクイックボール72ラチェットドライバーハンドル・カラービット・タフケース付きで、現場への持ち運びにも便利です。
★なぜトルク管理が必要なのか
配電盤や制御盤の端子ネジは「締めすぎ」と「締め不足」のどちらでも事故リスクにつながります。端子が緩んだまま使用すると接触抵抗が増え、発熱や焼損、最悪の場合は火災につながります。一方で締めすぎると端子・電線・絶縁部の破損やクラックを招き、長期的な信頼性が低下します。
MCCB(ブレーカー)や端子台のビスやボルトの締め付け不良があると、通電後にビスやナットが緩み、緩んだ部分の設置面積が減少して熱が発生し、焼損や溶断などの障害が起きます。
ある程度経験を積んだ作業者でも、トルク不足による緩みを防ぎたいという気持ちが無意識に働き、規定トルクを超えたトルクをかけがちです。経験や勘だけに頼ったトルク管理でなく、工具を用いた正確なトルク管理が望ましいのです。
★良いところ
1)誰でも均一な締め付けができる** ── 熟練・新人問わずトルクが揃い、作業品質が安定する
2)クリック音で完了がわかりやすい** ── 確認が直感的で、締め忘れ・締めすぎが即座に防げる
3)コンパクトで現場に馴染む** ── 既存のドライバーに装着するだけで使えるアダプター方式
4)5サイズ展開** ── M3〜M6まで配電盤の端子に対応、1セットで幅広く使える
6)高耐久** ── 耐久テスト20,000回クリアの信頼性
★注意するところ
1)インパクトドライバーには使用できず、7.2V以下の電動ドライバー推奨です。
2) 設定トルク値は配電盤での使用を想定しており、他の用途では合わない場合があります。
3)ビットは全長35mm以上の電動用ビットを使用する必要があります。
4)校正証明が必要な場合は**有償**となるため、現場の品質管理要件を事前に確認する必要があります。
5)使用可能回数は約5,000回が目安のため、使用頻度が高い現場では定期的な交換・点検が必要です。
★この業種にオススメ
| 業種 | おすすめの理由 |
|---|---|
| ⬤ 電気工事業 | 配電盤・分電盤のネジ締めが主用途、最も相性がよい |
| ⬤ 電設資材メーカー・盤製造業 | 製造ラインでの品質均一化、作業者ごとのばらつきを解消 |
| ⬤ ビルメンテナンス・設備管理 | 定期点検時の増し締めや端子確認作業に活躍 |
| ⬤ 自家用電気工作物の保安管理 | キュービクル・受変電設備の点検業務に対応 |
| ⬤ 電気設備の施工管理 | トルク管理の記録・証明が必要な現場での品質確保 |
★電気工事士というより計装盤を作る、管理する技師に持ってほしい工具
自分も20代のころ、計装盤を作る工場に出向したことがあります
当時、大きな盤には何十個ものリレーやタイマー、ブレーカーが付いていて膨大な配線で接続していました
工場長からは、閉め忘れには気を付けろ~と毎日言われていたと思います
たぶん、トルク管理された電動ドライバーで締めていたはず
それでも出荷前の検査で閉め忘れがあったと記憶しています
今は、PLC(シーケンサー)を使うので、だいぶ盤の中がスッキリしたと思いますが
それでも制御するポイントは昔より増えていると思うので、配線は膨大になっているものと思います
計装屋さんには一人1個持ってほしい工具です
編集後記*****************
あのね、ネジってとっても不思議なの!締めすぎても緩すぎてもダメなんですって。まるで人間関係みたいでしょ?アネックスのトルクアダプターは「カチッ」って音でぴったりを教えてくれるの。計装盤って何百本もの配線があるって聞いて、もうびっくりしちゃった!職人さんって本当にすごいのよね! 今日は黒柳徹子風です。
は~い今日はここまで~一日朗らかに~
「アネックス トルクアダプター」をお求めの時は「ねじと工具と包丁研ぎの丸甲金物」へご来店、電話、メール、メッセージください!
リンク Link*****************
詳しい資料は「アネックス トルクアダプター ATAシリーズ」をご覧下さい
詳しい資料は「TONE ねじの締付け 管理方法について」をご覧下さい
この記事を読んでみて、コメント頂けたら嬉しいな~
今日もブログを読んでくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいなあ
もう少しありますので、この下も見てね~
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2026-04-06
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