板金用半田コテをお探しではありませんか?
2023/12/12 No.2832
こんにちは職人さん困ったを解決する北海道釧路市ねじと工具の専門店 丸甲金物(株) 包丁研ぎ師の木元章義です。
こんな超オタクなブログにきてくれてありがとう~
【板金用半田コテをお探しではありませんか?】
半田コテに種類があるの?と思うかもしれませんが、いつもの適材適所(^_-)
電子基板、電気配線、鈑金用、ホビー用などがあります
★電子基板用は
プリント基板の半田付けに使う物で、半導体は動作電圧、電流を越える電圧電流が流れると簡単に損傷します。そのため、100Vからの漏れ電流を防ぐための高絶縁タイプのセラミックヒーターが使われます
★電気配線用は
電線も細い物~太い物までありますが、上記のような精密な物ではないので昔ながらのニクロム線ヒーターで線の太さにも寄りますが、100W未満
★ホビー用は
ホットカッターやステンドグラス用があります。
★鈑金用は
銅板加工、亜鉛引鉄板加工、ステンレス板加工で接合部のロウ付けに使う半田コテ。面積が広いので150W以上の物が使われます
そして、在庫しているのがコレ
「太洋電機産業 グット 板金用はんだこて HP」
「石崎電機製作所 シュアー はんだコテ SSS」
150W、200W、300W、500Wを在庫しています
★半田コテを選ぶための条件
1)それは熱容量!あの何Wワットというやつ
これに尽きます
はんだは250度を超えないと溶けません。
金属は熱をどんどん伝えます=冷めるので
それ以上の熱を発生する半田コテでないとはんだが溶けません
熱容量は比熱と熱伝導率から計算できます
参考ページ https://juken-mikata.net/how-to/physics/heat-capacity.html
金属の厚さも影響します
このあたりは製作している品物を見ないことには判らないのですが、1ミリ以下と薄ければ150Wでも良いですが、2ミリ、3ミリと厚くなると、200W、300W、500Wが必要になります
2)加熱時間
はんだが溶ける温度になるまでの時間。Wワットが低いと暖めるまでにかなり時間がかかります
あまり長く掛かると熱が広い範囲に広がって変色や変形を招きますので、作業性も合わせ1ランク高いWワットの半田コテを選ぶのがコツかな
電子工作していた頃は、2、3種類の半田コテを使い分けていました
トランジスタ用はコレ、IC用はコレ、配線用はコレ的な
とくにIC用は一番性能の良い半田コテを用意していました
当時は高千穂のコテペンを愛用
いまでも売っているのかな?ググってみたらもう売っていなさそうです(~_~;)
半田コテに対してはいろいろ思い出があります
加熱しすぎてプリント基板の銅箔が剥がれたり、間違って触れてヤケドしたり(笑)
ヤケドの跡はもう見えなくなりました。それだけ年月が経過したということですね。
★規格
1)HP-150 100V 110W
2)HP-200 100V 160W
3)HP-300 100V 210W
4)SSS-500I 100V 240W
表示熱量に対して電力値が少なくなっています
高効率な設計で低消費電力化を図った訳です
特にSSS-500Iの効率の良さは驚く物がありますね
それはセラミックヒーターのなせる技
従来のニクロムヒーターの場合、絶縁性を確保するために雲母(絶縁体)を挟んで巻き付けます
雲母の熱伝導率は「0.67W/(m•k)」 セラミックヒーターの熱伝導率は「18 W/ (m•k)」
26倍も効率が違うので納得ですね
まとめ*****************
半田コテは熱容量を計算して選びましょうと言えません。だって計算が複雑なんだもん。そこは経験と勘で選んでください(笑)少しWワットの大きい方が早く仕事が進みますよ~
は~い今日はここまで~一日朗らかに~
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詳しい資料は「石崎電機製作所 板金用はんだこて SSS-500I」をご覧下さい
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この記事を読んでみて、コメント頂けたら嬉しいな~
今日もブログを読んでくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいなあ
もう少しありますので、この下も見てね~
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2023-12-12
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#ブログを書いていたときのソラ 2023/12/11 13時ころ
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